プラスアロマテラピー

線香

線香

日本人にはなじみ深い御香である”線香”は、お寺などで使われているイメージがありますよね。これは、仏教と共に中国から伝わってきたためだといわれています。最近はインドや中国で生活の中で使われている色々なタイプの線香がアジアン雑貨店や通販などで販売されています。そのため、線香のイメージもずいぶんと変わり、専門店なども増えているようです。


線香とは

そうめんやパスタのように細く棒状になっているお香のことですが、はるか昔には棒状にした香木をそのまま燃やしていたようです。一度火をつけると煙と共に香りが漂い始めます。灰と一緒に火の付いている部分を切り取ると、途中で焚くのをやめる事もできます。また、途中で火を消した線香に火をつけると再び香りを楽しむことができるのはエッセンシャルオイルにはない手軽さが人気です。インドや中国原産の香木が有名ですが、和香木と呼ばれる梅や松皮・杉・ヒノキ・ケヤキなどは、国内で良質なものが作られています。

代表的な香木

白檀(びゃくだん)

インドネシアやベトナム、オーストラリアなどの地域に生息する香木です。独特の香りで高い沈静・抗菌・鎮痛作用があります。そのため、タンスなどの材料としても使用され、白檀のタンスは無視が付きにくい高級家具として扱われてきました。また、香りの主な成分となっているアルファビネンという物質には免疫系の機能を整える働きがあり、疲れたときやストレスがたまっている時などにおすすめです。


伽羅(きゃら)

白檀と同じくインドネシアやベトナムなどの地域に生息する香木が原料となっています。しかし、樹木そのものではなく、樹木が何らかの現象によって樹脂化したものが「伽羅」と呼ばれています。樹脂化する原因ははっきりとされていませんが、ベトナムやインドネシアなど特定地域に生息する微生物が作用しているといわれています。優れた沈静作用がありますが、人工的に作り出すのが難しいため、天然で品質の良い伽羅は高級品として高額で取引されています。


女中菊

蚊取り線香の原料として有名な植物で除虫菊とも言われます。天然菊を使用しているものは科学的に作られた蚊取線香より成分がきつくないのですが、天然の除虫菊を使用している蚊取り線香は少なくなってきました。ペットなど人間より身体の小さな動物や子供などでも安心して使えるようにと、天然の女中菊を使った蚊取り線香が人気になっていますが、市販ではあまり扱われていないため通販や専門店などで探してみると良いですよ。


使い方

蚊取り線香

私たちに最も馴染み深い線香の一つに、蚊取り線香があります。昔から使われている蚊取り線香には、”女中菊”の成分が入っています。この女中菊は、夏などの暖かい時期に発生する困りものの蚊が嫌う臭い成分が含まれているため虫除けの効果があるんです。この女中菊の成分は意外と強い効果があるため、人間や犬などが吸い込んでも具合が悪くなる場合もあります。そのため、犬用・猫用の蚊取り線香というものも通販やペットショップなどで販売されています。使い方は人間用と同じです。

保管方法

生産国や原料、作り方によって同じ香りの表示がされていても違った香りに感じられることあります。同じものでも保管方法によって火をつけた時に香りが変わってしまっているという事もあります。自分の好みの香りを購入したらインセンスケースなどに入れて、あまり乾燥市過ぎない暗所で保管しましょう。乾燥している場所に長期間置いておくとひび割れが出来たり香りが失われてしまう事もあるんですよ。